2016年ロンドン旅(7)最後のVictoria Palace Theatre
マチネ終わり。
ゆっくりいろいろ見て回れるのも最後。
買うのを後回しにしたお土産を買ったりして過ごしました。そういえばVictoria駅構内に映画「アーロと少年」のアーロのお家が再現されていて子供達が周りで遊んでいた。写真はない。
ちゃんと時間に余裕を持って劇場に入ります。
最後のビリーはThomas Hazelbyくん!
Thomasくんは前回の旅行でも一度だけ観たことがあってあれから半年…どんな風になっているんだろう〜?
座席は今回が一番良い席で、初めて観劇した席のお隣。前回と同じ席は二席でしかとれなかった…一人に優しくないシステム。
半年ぶりのThomasくんはモチっとしていた印象がなくなりスラッとして、素人にもわかるくらいバレエが上手になってる!前回観た時にも思ったけれど、ずっと楽しそうで笑顔が多いし演技も全体的に大きい感じ。私が考えるビリーとは少し違うけれど、それはそれでかわいいな〜。オーディション前にウィルキンソン先生に抱きつくところで先生をグッと持ち上げたりして遊ぶ場面も。
そして物語の終盤、オーディションの合格通知を開封するドキドキの場面!ですが、舞台中央に現れるはずのビリーの部屋が出てこない……ビリーの手元にある合格通知をみんなで少し見つめた後、ダッドの合図でみんなが舞台袖にはけちゃった…
噂では聞いたことのある舞台装置トラブルがここにきてまさか自分の身に!!マネージャーの人が舞台上で説明しているのを、あの人SNSで見かけたことあるなぁと思いながらぼんやり聞いていた。
少しの中断を挟んで無事に再開!ある意味面白い体験だったけど、集中が途切れてしまったのはやっぱり残念。最後の公演だったのに…
あと、かわいいことが起こっていたのはこの公演のカーテンコールだったはず。
トニー役のMatthewさんがアンサンブルキャストの?眼鏡を借りてかけていたり、ダッド役のDekaさんがマイケルのニット帽を被って出てきたり!ニット帽を被ったダッドかわいかったよ〜!本当にかわいかった!!
この旅行中、四回の観劇で心に残るマイケルに出会えなかったことが心残り。びっくりするくらい記憶にない。前回の観劇で好きになったNathan Jonesくんのマイケルにいたっては、私がKinky Bootsを観劇した夜にだけ出演していたようで一度も観ることができませんでした。こればっかりは仕方ないんだけれどやっぱり観たかったなぁ。
自分の座っている座席から後ろを振り返るとぐるっと二階席があり、照明がキラキラしている光景がすごく好きだった。帰るのが寂しくて少し長居してしまいました。
ちなみに海外観劇でよく聞くSD(Stage Door)ですが、一度も行ったことがありません。私にとって観たい人と会いたい人は違うかなとも思うし、上手く話せなくてしょんぼりした気持ちで帰りたくないという情けない理由。
開演前までは少しくらい行ってみようかな〜という気持ちがあっても、終演後に幸せな気持ちに満たされてグイグイ歩きたくなってしまうのはなぜ。
観劇後、ホテルに歩いて帰る時間が大好きだったなぁ。あの辺りの道はしっかり覚えました。
最後のVictoria Palace Theatre
休みだって言い出しにくいし、お金だって余裕がある訳じゃないし、一人で不安に思うこともあるけど、やっぱり来てよかった。